仮想通貨(暗号通貨)取引を見ていく上で、仮想通貨(暗号通貨)取引所と仮想通貨(暗号通貨)FX業者の違いについて説明できない人も多いのではないでしょうか。
ここでは、仮想通貨(暗号通貨)取引所と仮想通貨(暗号通貨)FX業者の違いに見ていくことにしましょう。
仮想通貨(暗号通貨)とは何なのか?
前提として、仮想通貨(暗号通貨)とは何かについて改めて確認していくことにしましょう。
仮想通貨(暗号通貨)は、インターネット上でのみ存在するお金です。市場に流通している紙幣や硬貨同様に価値を持つものとして扱われます。この仮想通貨(暗号通貨)が市場に初めて現れたのは2009年で、ビットコイン(BTC)がそのはじめです。そのあと、仮想通貨(暗号通貨)の数はどんどん増え、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)など、現在までの10数年の間に、2000以上の仮想通貨(暗号通貨)が誕生しました。
仮想通貨(暗号通貨)取引所とは?
仮想通貨(暗号通貨)取引所では、仮想通貨(暗号通貨)を持っている他のユーザーと取引を行える場所です。仮想通貨(暗号通貨)を購入したい人が、何の仮想通貨(暗号通貨)をどれくらいの量、いくらで購入したいのかを明示して注文、注文した条件と仮想通貨(暗号通貨)を売却したい人の条件が一致したら売買成立、取引所から購入した人へ暗号資産が贈られると終了といった具合です。取引所という名の通り、買い手と売り手が直接やり取りをするのではなく、間に仲介者してはいるのが取引所で、取引所は取引手数料を収入源とします。
これに似たものとして、販売所というものがあります。取引所は買い手と売り手のマッチングでしたが、販売所は仮想通貨(暗号通貨)FX業者が仮想通貨(暗号通貨)を販売しており、買い手が欲しい仮想通貨(暗号通貨)の銘柄や数を指定し購入すれば終了となります。販売所にあるものを購入するという概念なので、取引所のように売買が成立しないということはありません。販売所は売り手から安く買い、買い手に高く売るその差額分が収入源となります。
仮想通貨(暗号通貨)FX業者とは?
仮想通貨(暗号通貨)FX業者は、端的に言うと、仮想通貨を取り扱っているFX業者のこと。海外FX業者の中には、FX以外にも株式指数やエネルギー、仮想通貨(暗号通貨)を取り扱っているところがあります。最近では仮想通貨(暗号通貨)を扱う業者も増えてきましたが、まだこれからの印象も強く、知名度的にはFXと比べると雲泥の差です。
最近よく聞くChangelly(チェンジリー)やバイナンスって?
仮想通貨(暗号通貨)を良く知っている方の中には、Changelly(チェンジリー)やバイナンスという名前を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?ここではこれらのサービスについても見ていきましょう。
Changelly(チェンジリー)
Changelly(チェンジリー)とは、仮想通貨(暗号通貨)取引所を利用せずに仮想通貨(暗号通貨)を購入できたり、他の仮想通貨(暗号通貨)に変換したりできるサービスを指します。利用者は入金する通貨と交換したい通貨を決めて送金すると、Changelly(チェンジリー)が代行して仮想通貨(暗号通貨)取引所で取引を行い、指定のウォレットに送金してくれる仕組みです。Changelly(チェンジリー)自体は仮想通貨(暗号通貨)取引所ではなく、代理店(仲介サービス)です。Changelly(チェンジリー)で取り扱っている仮想通貨(暗号通貨)は100種類以上と豊富、主要の銘柄はもちろん、マイナー銘柄も多数取り扱っています。仮想通貨(暗号通貨)取引所で直接やり取りするわずらわしさが無い(指値注文をしなくてよい)ので、仮想通貨(暗号通貨)取引の初心者にも気楽に利用できるサービスとなっています。
バイナンス
バイナンスとは2017年に香港で設立された仮想通貨取引所です。梅南者世界最大規模の仮想通貨(暗号通貨)取引所と言われており、ユーザー数は1000万人を超えています。取引高も世界一となっている点からもその規模の大きさがわかります。このバイナンスですが、取り扱われている仮想通貨(暗号通貨)の数は200以上と豊富な品揃えです。取引手数料も安く、少額取引にも対応しています。また、バイナリーの最大レバレッジは125倍と仮想通貨(暗号通貨)取引所としては比較的高めのレバレッジが設定されています。ただし、このバイナンスは日本円での入金が不可となっているので、一旦国内等の別の仮想通貨(暗号通貨)取引所で仮想通貨(暗号通貨)を購入し、ウォレット等から入金する必要があります。
海外の仮想通貨(暗号通貨)取引所の危険性について
海外の仮想通貨(暗号通貨)取引所は高いレバレッジがかけられたり、追証なしのゼロカットシステムが採択されていたりと、良い面もあるのですが、安全面に関しては正直なところ未知数です。仮想通貨(暗号通貨)取引所のトラブルの中には、ハッキング被害についてよく聞きます。世界中いたるところでハッキング被害については報告されており、なかには破産した業者もあるようです。海外の仮想通貨(暗号通貨)取引所は日本の金融庁管轄ではありませんので、法律も対象外です。
日本の金融庁では仮想通貨(暗号通貨)取引所だけでなく海外FX業者などに対しても警告を発出しています。しかしながら、多くの海外仮想通貨(暗号通貨)取引所や海外FX業者はその警告を無視し、日本人に向けた勧誘を行っているのが現状です。その理由としては国内対応となれば高いレバレッジをかけたり、ゼロカットシステムが採用されなくなったりデメリットが多いからというのが主な理由となっています。
また先ほどバイナンスのところでもお伝えしたように、海外の仮想通貨(暗号通貨)取引所は日本円入金が不可なところも多いため、国内等の仮想通貨(暗号通貨)取引所で仮想通貨(暗号通貨)を購入、送金するなどの手間が生じます。
しかしながら、海外仮想通貨(暗号通貨)取引所を利用した仮想通貨(暗号通貨)取引は、国内取引とは違い魅力は満載。差バイナンス以外にも、海外FX業者としても知名度が高く、レバレッジ1,000倍と仮想通貨(暗号通貨)取引所の中でも最後方のレバレッジを誇るハイブリッド型取引所FXGTや、レバレッジ888倍が魅力のBitterz、レバレッジは500倍、MT5で仮想通貨(暗号通貨)取引可能なCryptoGT、中国系の老舗の仮想通貨(暗号通貨)取引所OKExなど多数あります。なかでも最初に紹介したFXGTは、新規口座開設ボーナスや入金ボーナスも充実しており、仮想通貨(暗号通貨)取引をスタートするのには最適です。
まとめ
仮想通貨(暗号通貨)取引所と仮想通貨(暗号通貨)FXなど、名称的にも似ているようなサービスや仕組みについては、知らないまま取引を行うよりも、きちんと詳細について知っておくことで、サービス恩恵を多数受けることができるようになります。仮想通貨(暗号通貨)取引所については、たくさんの取引所の中から自分のトレード手法に適したところを見つけるところからスタートすることになりますので、しっかり吟味した上でお気に入りの仮想通貨(暗号通貨)取引所を利用していくようにしましょう。